炎のラスタマン。
彼はラスタ・ディージェイです。
ブジュ・バントン同等に90年代初頭頃からラスタファリアニズムに改宗しました。
コンシャスかつ攻撃的なスタイルで歌うアーティストです。
今回はそんな彼にフィーチャーしていきたいと思います。
ケイプルトン(CAPLETON)とは
彼の決め台詞は「More Fire !!」です。
この決め台詞でガンガン攻撃的に、かつ迫力のある歌唱を見せています。
アルバムでも「More Fire」があります。
是非聞いてみて下さい。
彼の高いテンションからなる曲を聞くと[Fire Man]という異名が伝わります。
彼はシズラ、アンソニー・Bらと同様にラスタの一流派(ボぼ・シャンティ)に所属するディージェイです。
[The Prophet(預言者)]という異名も持ち合わせています。
硬派なラスタのイメージがある反面、ダンスホールに合わせた歌い回しもすれば、ライブではダンスを意識したパフォーマンスも見せてくれる。
他のラスタDeejayでは見られない持ち味が見れるのも彼の特徴です。
さらに彼は、自ら ”デヴィッド・ハウス” という学校を設立して、ラスタの教義を広めている。
かつ、後世のアーティストを育てる姿勢も見受けられている。
なんにでもそうですが、こう後世に引き継いでいく姿勢はすごく大切なことだと思うので、すごく尊敬できます。
歴史
1967年にセントメアリーで生まれました。
10代の頃にダンスホールに触れ、18歳の頃にダンスホール・ディージェイとしてキャリアをスタートしました。
1989年、 Ninjaman と Flourgon と同じステージに立ちました。
1980年代後半頃では、「Bumbo Red」「Number One on the Look Good Chart」「No Lotion Man」等一連のヒット曲をリリースします。
1992年には、ダンスホールで人気が上昇し始めた曲「Alms House」をリリースしました。
この曲はダンスホールで大ヒットし、その後にすぐ「Music is a Mission」と「Tour」を続けてリリースします。
後者の曲は大ヒットを記録しています。
1993年までには「Prophet」「Cold Blooded Murderer」等の曲をリリースしていきます。
Def Jam Recordingsとの契約を結び、1990年代半ばに「Prophecy」「I-Testament」のアルバムをリリースします。
1999年から2000年にかけて一連のヒットがあり、それらは「More Fire」のアルバムで聴くことができます。
その後もツアーやリリース等ダンスホールの最前線で活動を続けています。
最後に
コンシャスなメッセージを込めつつダンスホールの最前線で活躍する彼。
他のラスタ・アーティスト違う所を是非歌からも感じ取ってみてはいかがでしょうか。
要チェックアーティストです。