アーティスト - ダブ・レゲエ

King tubby(キング・タビー)│ダブレゲエサウンドプロデューサー

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キング・タビー(King tubby)という名を聞いたことがありませんか?

キング・オブ・ダブのキング・タビー。

ダブ・クリエイターのレジェンドです。

レゲエのダブを学ぶには必ず通るキング・タビー。

今回は彼にピックアップしていきましょう。

 

 

キング・タビー(King tubby)とは?

ダブの発明者として知られている「キング・オブ・ダブ」です。

60年代、70年代のダブに関しては、ほぼほぼ彼の影響を受けていると言われる。

そのダブ処理はすさまじいものがあり、通常では考えられない程エフェクトを掛け

新しい音楽にしてしまうものだ。

過剰にかけられるディレイ、宇宙を感じさせるくらいのエコー

落雷したかのような轟音のリヴァーブ、そこにシャキッとかますハイパスフィルター

どの音になんのエフェクトをどれくらいかけるか。

巧妙なスキルでエフェクトを気持ちがいい感じにかけダブ処理リミックスを行う。

聞いたら一発で上記の感じがわかるだろう。

そんなダブのプロフェッショナルである。

 

 

歴史

彼は、キングストンのサウンド・システムから音楽キャリアをスタート。それが1950年代。

1957年には自身のサウンドシステムを製作している。

彼は音楽、機材、電気系に詳しく、屋外で鳴らされるサウンドシステムの機材修理には

彼が引っ張りだこだった。

機材なども自身で作ってしまうほど。

当時の機材は3分の2はダビー製だったと言われている。

それだけ技術が信頼されていたんですね~。

 

1960年代では、自身のサウンドシステム

「ホームタウン・ハイファイTubby's Hometown Hi-Fi」を運営し始める。

1968年では、トレジャー・アイル・スタジオの経営者で有名なューク・リード」の元で、

原盤のカッティング技師を始める。

そこで彼はデュークから、ダブの制作、歌無しのトラック(ヴァージョン)の

製作を依頼され、作業している時にダブ技法を発見したという。

 

1970年代では、自身のスタジオ「キング・タビーズ(King Tubby's)」を設立する。

そこで、リー・ペリーや、オーガスタス・パブロヤビー・ユー(Yubby you)

などの他トッププロデューサー達も彼と共にダブの作品を製作していた。

 

そして、1989年2月6日に、自身のスタジオから自宅に帰ってる途中、

自宅の外で何者かによって射殺された。(当時48歳)

 

 

最後に

他の誰もがやっていない事、楽曲、物を作ろうと

ダブ制作をひたすらにやっていたダブのレジェンドです。

そのダブリミックスが観客にも受けていたため、

そのダブ技法を盗むべく(いい意味で)いろんなプロデューサー達が

彼と一緒に仕事をしていたりしました。

それほど神業ダブなんでしょう。

 

ルーツ好きやダブ好きは一度彼の曲をごりっと聞いてみて下さい。

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