レゲエの最も甘い声をもつルーツ・レゲエ・シンガーのビム・シャーマン。
インドのからの影響が少し強いのが特徴です。
コアなファンからの支持を得ているアーティストです。
今回はそんな彼にフィーチャーしていきたいと思います。
ビム・シャーマン(Bim Sherman)とは
シンガーでもあり、プロデューサーでもありました。
自身、エイドリアン・シャーウッドの「On U Sounds」レーベルで
活躍したシンガーとしてもよく知られています。
70年代から2000年とずっと活躍をしてきました。
特徴的なのは何と言っても優しい声。
癒される声をしてますし、新しめの曲でいくと
もはやレゲエではなくインド要素の強い曲が非常に癒しです。
この2曲目とかちょっとDisney映画とかに出てきてもおかしくないような曲じゃないですか?
そんな癒される曲を作る感性をもっているのが「ビム・シャーマン」です。
彼は1950年にジャマイカで生まれました。
20年代前半、ジャマイカでデビューをしていました。
その後にロンドンに旅立ち活動を続けます。
その頃からエイドリアン・シャーウッドの下で
On-U Soundレーベルから様々な曲をリリースします。
70年代~80年代はダブダブな曲をたくさんリリースしていきます。
そのあと彼は新たな音楽の方向性を学びます。
インドに移り住むことで、インドの音楽を学びます。
そのインドの音楽性を取り込み、ルーツな曲を再びリリースします。
そのアルバムが上記のMiracleです。
この彼の傑作LPは非常に高評価を得ています。
2000年、彼は癌と診断され、50歳でこの世を去ります。
最後に
彼のリリース70年代~80年代にリリースしてきた曲は、
ルーツ、ダブ好きの人たちにとってはかなりツボな曲がたくさんあるかと思います。
Miracleみたいにちょっとレゲエオンリーな感じじゃない曲もいいですね。
新たな感性が湧き出てきそうです。
もっとも彼の特徴的な甘い声のルーツなナンバーはたまらんです。
みなさんもぜひ甘い声で歌われるダブを感じてみてはいかがでしょうか。