パブロ・モーゼズ(Pablo Moses)は、
ルーツ・レゲエのアーティストです。
ラスタファリのメッセージを込めた
いくつもの名曲を世に残しています。
今回はそんな彼にフィーチャーしていきたいと思います。
パブロ・モーゼス(Pablo Moses)とは
ルーツ・レゲエを歌うラスタ・シンガー。
彼の独特なハイトーン・ボイスは癖になります。
一度ハマったらもう抜け出せないでしょう。
最近では、彼の代表作でもある
1980年作の2ndアルバム「A SONG」が
公式LP化されました。
SLY & ROBBIE 、RITA MARLEY も参加した
ディープなルーツ・レゲエの作品です。
歴史
彼は、1948年にジャマイカのマンチェスターで生まれました。
本名は、パブリート・ヘンリーです。
1975年には、デビュー・アルバム
「Revolutionary Dream」をリリースします。
そのアルバムは、世界中で大ヒットを記録しました。
曲のメッセージはラスタのメッセージが中心となっています。
内容はいたってシンプルでポジティブ。
プロデューサーは、
数々のルーツ・レゲエの傑作を作るのに貢献をした
ジェフリー・チャンです。
自作は「A SONG」になります。
このアルバムも多くの方から好評でした。
1983年のアルバム「In The Future」のシングル
「Ready Aim Fire」も好評だったそうです。
そして1983年以降は
アメリカのレコード会社からのリリースが続きます。
1990年ではHIP-HOP寄りのレーベル
プロファイルから「We Refuse」をリリースしました。
レーベルはヒップ・ホップ寄りでも、
内容は相変わらずのルーツ・ロック・レゲエです。
2010年では、「The Rebirth」をリリースします。
このタイトルは、
自宅の庭で点灯して公司状態となった事件からの
新生を意味して付けられているそう。
きっと彼の死亡説の真相はこれなのではないか。
最後に
彼もジャマイカ・ルーツ・レゲエ・シンガーとして
間違いのない大物です。
曲も歌声もハマるルーツ・チューンです。
独特なハイトーンボイスというのは、一度聴けば
なるほどと納得できるであろう特徴的な声です。
彼の深みのルーツ・レゲエ、是非チェックしてみて下さい。