ラス・マイケルは
ナイヤビンギのアーティストです。
レゲエの中でもディープな存在。
今回はそんな彼にフィーチャーしていきたいと思います。
ラス・マイケル(Ras Michael)とは
ラス・マイケルこと
マイケル・ジョージ・ヘンリーは
ナイヤビンギに魅入られ
自らバンドを組んで活動を行なっていた
ナイヤビンギで有名なアーティストです。
彼の有名な曲は「None A Jah Jah Children no cry」
私も最初は
「このジャケ写見たことあるな。」
「ん、この歌聞いたことがあるぞ!」
と思ったほど有名です。
みなさんもどこかで聞いたことがあるかも?
歴史
彼は、1943年にジャマイカの
西キングストンで生まれました。
1950年代に、ベース、フリンデ、リピーターと
呼ばれる3つのドラムで心音ににた音を
奏でられるナイヤビンギに魅入られます。
そして1960年代の中期に
自身のバンド「ザ・サンズ・オブ・ニガス」を結成。
コクソン・ドッドのスタジオ、スタジオ・ワンで
セッション・ミュージシャンとして
多くのトラックに携わってきました。
カウント・オジーの後世のような、
まるで活動を引き継ぐかのように
ラスタのナイヤビンギを
レゲエの楽曲を中心として広めていきます。
そんな彼は、1967年に
自身のレーベル、ザイオン・ディスクで
「The Lion Of Judah」を初レコーディングします。
その後、1974年から1999年にかけて
数多くのアルバムをリリースします。
1979年では、
リー・ペリーがミックスを施した
「Love Thy Neighbour」などもあります。
管楽器を使った
アフリカン・ソウルや
ファンクに近い楽曲もあったりします。
そして彼の音楽は、
パンク・ロック・ミュージシャンへも
影響を及ぼしていたそう。
1980年代の日本の
ハードコア・バンドを代表する
リップ・クリームのヴォーカリスト
ジャ・ジャもラス・マイケルのことを
賞賛していたそう。
彼らが最後に出したアルバムは
「Spread Jah Love 」です。
最後に
ナイヤビンギをレゲエの楽曲として
世に広めるべく
長い間、コンスタントに活動を行なってきた
ラス・マイケル・アンド・ザ・サンズ。
ナイヤビンギ調の良さを感じられる楽曲が多くあります。
ルーツ・レゲエ好きの方は、
ぜひ彼らの楽曲を聞いて
ナイヤビンギの文化、楽曲の良さなどを
感じて見てはいかがでしょうか。
ぜひチェックしてみてください。