スライアンドロビーとは、
世界的に有名なドラムとベーシストのコンビです。
伝説的なレゲエのリズムセクションです。
今回はそんな彼らにフィーチャーしていきたいと思います。
スライ&ロビー(Sly & Robbie)とは
ローウェル・チャールズ・ダンパーこと
スライ・ダンパーによるドラム、
ロバート・シェークスピアこと
ロビー・シェイクスピアによるベース。
彼らのコンビである。
彼らは、新しいレゲエのリズムを作ったり、
最新を取り入れ続け、
常にレゲエのリズムの最先端にいました。
様々なアーティストの成功に携わっており、
レゲエの歴史を語る上では必ず外せない存在です。
スライ・ダンパーは16歳で
リー・ペリーのレコーディングに参加しています。
1970年代初めには
フレッシュ&ボーンズというバンドの
メンバーとして活躍をしていました。
ロビー・シェイクスピアは、
1972年にボブ・マーリーのアルバム
「Catch A Fire」に2曲参加しています。
1970年代半ばには、アグロヴェイターズ、
アップセッターズなどのレコーディング・セッションで
一緒に演奏するようになります。
これから二人のレゲエの革命が始まっていきます。
ピーター・トッシュやジミー・クリフの
ツアーやレコーディングでさらに2人は接近します。
1970年代後半にスライのレーベル
タクシーで本格的にスライ&ロビーとしての活動を開始します。
グレゴリー・アイザックスやブラック・ウフルらの作品で
レゲエのサウンドをかなり変化させていきます。
そんな彼らは、
ローリング・ストーンズ、セルジュ・ゲンズブール
グレース・ジョーンズ等海外アーティストの
レコーディングに参加しています。
19796年には
「ロッカーズ」リズムと呼ばれる激しいリズムを打ち出し
「ワンドロップ」に打ち勝ちました。
1980年代後半には、
UKレゲエのマキシ・プリーストの成功を支えたりした後
1990年代に入り、スライのっつくるドラムマシンとサンプリング
を多用したニュー・リズムがシーンの最先端となります。
新しいルーツ・レゲエ路線を手掛けたり
レゲエ・ミュージックの変化の節目には
必ず彼らがいました。
彼らはレゲエの歴史の進化の節目節目に
関係するビッグなコンビなのです。
最後に
彼らはレゲエの歴史を作るべく
生きてきたような存在です。
レゲエというジャンルには付いて回る程の
かなりビッグなコンビです。
今のレゲエがあるのも彼らのおかげレベル。
それくらいレゲエの進化に貢献してきた
偉大なるコンビになります。
是非彼らの事をもっと調べて、
レゲエというものを掘り下げてみて下さい。