スティール・パルス(Steel Pulse)とは
イギリスを代表するルーツ・レゲエ・バンドです。
デヴィッド・ハインズを中心に1975年に結成されました。
今回はそんな彼らにフィーチャーしていきたいと思います。
スティール・パルス(Steel Pulse)とは
ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの
キャッチ・ア・ファイアーに影響されて
結成されたバンドです。
ロック・アゲインスト・レイシズムにも
深くかかわり、中核のバンドとして
活動を行っていました。
後に、バーニング・スピアのバックアップで
アイランド・レコードと契約を行います。
1978年にアルバム「Handsworth Revolution」でデビューを果たします。
それはレベル・ミュージックそのもので、
反差別、反権力、等々を内容としたものでした。
ストラングラーズやスペシャルズ、ブームタウン・ラッツらと
同じステージに立つなど、
ロック勢ともよく関りをもつ存在でもありました。
幅広く活動を行っていたおかげで、
ロック・ファンからも注目されていたよう。
3枚目のアルバム
「Caught you」は彼らの重要なアルバムでもあるが、
このアルバムによってアイランド・レコードとの関係性は
悪化したそうです。
理由まではちょっとわかりませんでした。
1980年では、ニューヨークのマッドクラブで
米国コンサートデビューを果たします。
1982年では、
Steel Pulse はElektra Recordsに切り替えます。
1985年には、
「Babylon The Bandit !」をリリースし、
グラミー賞でベスト・レゲエ・バンドに選出されました。
Elektra Records の次は、MCAレコードへ移動します。
アメリカでは彼らの評判が高まっており、
テレビ番組に登場する初のレゲエバンドになりました。
1990年代以降はサウンドがポップな感じになりましたが、
軸となる思想や信条に変化はなく活動を続けています。
自分たちのレーベル、ワイズマン・ドクトリンを
設立して活動を続けます。
2004年には「African Holocaust」がリリースされました。
その後もアルバムリリースや、
ドキュメンタリー制作等活動を続けています。
最後に
UK産のレゲエ・バンド。
メンバーが入れ替わりながら
ずっと古くから続けているルーツ・バンドです。
硬派なルーツ・メッセージの乗った曲も数々。
是非古くから最近の曲までチェックをしてみて下さい。