テトラックとは、レゲエのヴォーカル・トリオです。
ちなみにヒュー・マンデルが同期でした。
作品は少ないですが、活動歴は長いベテランです。
今回はそんな彼らにフィーチャーしていきたいと思います。
テトラック(Tetrack)とは
彼らは、幼馴染の Carlton Hines、Dave Harvey、Paul Mangaroo の3人で構成されるヴォーカル・トリオです。
オーガスタス・パブロの黄金時代を築いたグループの一つでもあります。
彼らは1970年代の初頭から一緒に歌い始め、1972年にはヴォーカル・トリオとして公式に歌い始めました。
グループ名のTetrackは、サウンドシステムの「Tetrack HiFi」から取って付けられました。
1974年にデンジーからの紹介でオーガスタス・パブロに出会います。
彼らはパブロのもと、1980年にRokers レーベルからアルバム 「Let's Get Started」をリリースしています。
彼らは他にも、アルバム「Trouble」やいくつかのシングルをリリースしています。
音楽のキャリア30年以上にしてはかなりリリース量は少ないが、彼らの音楽に間違いはない。
1988年では、リーダーのハインズが作詞・作曲したグレゴリー・アイザックスの「Rumours」がリリースされ、結構なヒットを記録した。
グレゴリー・アイザックスの声を通して、彼等Tetrackの味が感じられる曲になっている。
1988年にUSのRAS RecordsからリリースされたAgustus Pabloのダブ・アルバム「Eastman Dub」は彼らのアルバム「Let's Get Started」をベースに作られています。
ちなみに「Eastman Dub」と「Let's Get Started」が2 in 1になったアルバムが、1990年にUKのGreensleeve Records からリリースされているようです。
これを見つけたら買い一択ですね。見逃がし厳禁。
彼らの憂いを帯びたソウルフルなボイスが非常に魅力的に感じるでしょう。
最後に
彼らのアルバム、見つけたら買ってみてはいかがでしょうか。
たまたま見逃がしたら次どこで見つけられるかわからないですからね。
(まぁそれはこれに限った話ではありませんが。)
是非彼らのソウルフルなヴォイスに乗ったルーツ・クラシック・レゲエを感じて下さい。