ザ・メディテーションズ(The Meditations)は、
ルーツ・ボーカル・トリオです。
知名度、有名度がかなり広い訳ではありませんが、
紛れもなくプロヴォーカル・グループです。
今回はそんな彼等にフィーチャーしていきたいと思います。
ザ・メディテーションズ(The Meditations)とは
冒頭でもお話ししましたが、
彼等はルーツ・ロック・レゲエ・ヴォーカル・トリオです。
メンバーは、アンセル・クリッドランド、
ダニー・クラーク、ウィンストン・ワトソンの3人です。
1975年に結成されたヴォーカルトリオです。
彼等の代表作は、1987年に
チャネル・ワンからリリースした
「Woman is Like A Shadow」です。
1万以上も売り上げを記録し、
ジャマイカで最大のヒットを記録しました。
ダンスホール・レゲエ好きの人もお馴染みの
この曲は、今もなおクラシック・レゲエとして
サウンドシステムの現場でプレイをされています。
上記の曲は、ラスタ色、ルーツ色はあまり強くないが、
アルバムの収録曲や、リー・ペリーとの楽曲などは、
ラスタ、ルーツレゲエにあふれた色の強い
楽曲となっています。
ブラック・アークの終焉期、
1978年に彼等はリー・ペリーの下でで楽曲をリリースします。
1979年にはタフ・ゴングからMilaclesをリリースします。
リンヴァル・トンプソンの下からリリースした
アルバム「No More Friend」は、
ルーツ・ロック・レゲエを確かに感じることができます。
また、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの
バックコーラスを務めた時もありました。
1980年代には、
リンヴァル・トンプソンの制作による
「Carpenter Rebuild」がヒットしました。
アメリカやイギリス等での活躍も成功を収め、
ルーツ・ロック・レゲエ・ライブ・ツアーも
行なっています。
最後に
古くからの活動を行なっている
説得力のあるルーツ・レゲエ・ミュージックの
重き、ライブを実感してみたいものです。
ダンスホール勢に受けのいい曲から、
がっつりルーツ・ロック・レゲエの楽曲まで
ALLで是非聞いてみてください。