レゲエ・ルーツ・アーティストのカリスマ「ヤビー・ユー」
ラスタファリアンでもあり、キリスト教でもある
独自の宗教観を持ったアーティストである。
今回はそんな彼にフィーチャーしていきたいと思います。
ヤビー・ユー(Yabby You)とは
ヤビー・ユーとは、ルーツ・レゲエ・アーティストのカリスマです。
ヤビー・ユーの曲は、かなりスピリチュアルな要素がでかいです。
リー・ペリーとかもスピリチュアル要素がふんだんですよね。
同じような部類です。
超かっこいい曲ばかりで、雰囲気が非常に土臭いドルーツをしています。
「やーびやーびゆー」というフレーズが強烈で有名です。
「Con-quering Lion」とても有名な曲です。
歴史
ヴィヴィアン・ジャクソン、またの名をヤビー・ユーは、
1946年にジャマイカのキングストン、ウォーターハウス地区で生まれました。
17歳の時、彼は栄養失調のせいで入院します。
退院するも、重度な関節炎が残ってしまい、足が部分的に不自由になってしまったため
松葉杖が必要な生活がはじまりました。
ヤビー・ユーは、資金がないためにスタジオの空き時間を利用してコツコツ曲を集めていきます。
1972年後半、彼はシングル 「Conquering Lion」をリリースします。
この曲によって、ビビアン・ジャクソンはヤビー・ユーというハンドルネームが付けられました。
そして1975年に 「Conquering Lion」のアルバムを自主発表します。
その後に英国でこの曲がルーツ・ファン から絶大な支持を得ます。
そして上記「Conquering Lion」の独特な「やーびやーびゆー」のフレーズで
彼はヤビー・ユーと呼ばれるようになります。
それだけ影響力の大きい曲でした。
大ヒットで人気になり、多くの若手をプロデュースしたりもしたが、
1980年代中期、闘病生活を余儀なくされ、シーンの一線から去る事となります。
1990年初頭から再び復帰し、1970~1980年代の作品を再び
押して売っていくことで生計を成り立ててました。
そんな中、2010年63歳という年齢で脳卒中で亡くなりました。
最後に
ルーツ・レゲエ・アーティストのレジェンダリー。
彼の独特なスピリチュアルを感じましょう。
ラスタファリのみならずの彼からしか感じられないバイブスがあるはずです。
きっと聞いた後は、彼の曲に魅了されること間違いなしです。