ダンスホールで愛され続けているレジェンド・レゲエ・アーティストの一人「COCOA TEA」。
甘い歌声で様々な名曲をリリースし続けてきた国民的なシンガーです。
今回はそんな彼にフィーチャーしていきたいと思います。
ココ・ティー(COCOA TEA)とは
何と言っても甘い声が特徴的なジャマイカのダンスホール・シンガーCOCOA TEA。
1959年9月3日にCalvin George Scottという名で
ジャマイカのClarendon教区で生まれました。
1980年代から活躍を続けている彼ですが、
実は10代前半でも数曲、本名で作品を出していました。
しかしそれはヒットすることがなかったので、
しばらくは漁師や騎手として生計を立てていたとのこと。
成功を収めている中で、有名な曲の一つとしては「Rikers Island」があります。
この曲は、NYベースのレーベル、ミスター・ドゥーによる製作がされています。
彼の魅力がしっかり表現されているナイスな曲です。
80年代前半のダンスホール全盛期から活躍していき、
1985年程からジャマイカでの人気が上昇していきました。
今となっては世界中から好かれるダンスホール・レゲエ・シンガーです。
歌の内容的には、
1970年代に生まれたレゲエ。
俗に言うルーツ・レゲエがありますが、
あのルーツ・レゲエのように土臭さのあるような
重圧のある曲調のものはCOCOA TEAからは見受けられません。
彼の歌う歌詞の内容的には、ルーツ・レゲエを感じさせるものもありますが、曲調的には軽やか。
何と言ってもダンスホール全盛期のアーティストですもんね。
彼ならではの甘い歌唱が非常に聞きやすいです。
あと、彼はダンスホールのみならず、
ラヴァーズ・シンガーという側面も備えています。
そんな甘いラバーズの曲は、
「Settele Down」や「Mr.Coco Tea」などがあります。
COCOA TEAの甘い声でラバーズを歌われて気持ちが良くないわけがない。
女性たちからも非常に人気です。
最後に
ラヴァーズからダンスホール。
詩の内容の濃いものまで様々な曲をリリースし続けてきたCOCOA TEA。
スウィートな歌物が好きな方からしたらたまらんアーティストに違いないでしょう。
普段ラヴァーズを聞いていて、ダンスホールにも少し入っていきたいなって人の
入り口としてはかなり通りやすいかと思います。
また来日した時は是非現場で見たいもんです。
みなさんもCOCOA TEA、引き続きチェックしていきましょう。