レゲエの中でもどんなレゲエが好きですか?
「レゲエとは」に着目した記事に少し紹介していますが、
今回は「ルーツレゲエ(ルーツロックレゲエ)」に着もしていきます。
ルーツロックレゲエってどんなイメージ?
ルーツロックレゲエとは、
イメージつけやすい所でいうと俗に言う古いレゲエ。
有名どころはボブ・マーリーとか、バーニング・スピアとか。
とは言っても、上記アーティストのリリースした歌が全てルーツロックレゲエとも限りません。
あ、ちなみに古いレゲエは全てルーツレゲエというわけではありません。
古い’70年代とかのレゲエは、ルーツレゲエが多いので
イメージがつけやすいかと思い紹介してみただけです。
今では、リバイバルルーツという新しいサブジャンルでクロニクス等が活躍していますし、
他にも、UKルーツ(ニュールーツ)系は昔から今までずっとルーツミュージックがリリースされています。
ルーツレゲエの特徴としては、レゲエの特徴として紹介されている
4分の4拍子の第2・第4拍子をカッティング奏法する
「ズッ、チャッ、ズッ、チャッ」が特徴的な音楽です。
ルーツのレゲエにはこんな想いが込められている
そしてもう一つの特徴は歌詞です。
アーティスト達が各々感じていること、
みんなに伝えたいこと、訴えたい事等を歌詞にし言霊をぶつけています。
内容としては、
ゲットーの貧困生活の苦しみについてや、アフリカ回帰、
バビロン政治に対する訴え、ラスタファリズム思想による
ジャー(JAH)についてが大半を占めています。
当時ジャマイカではラスタファリアニズムの宗教的運動が浸透していました。
曲調としては非常にゆったりとしたものが大半を占めていますが、
実は内容はごりごりのレベルミュージック(社会権力に抵抗する音楽)なのです。
余談ですが、ボブ・マーリーが1回だけ来日してライブをしていますが、
その時日本には「レゲエ」と言ったジャンルがしっかり浸透していない時で、
当時の人々の中には「ジャマイカで珍しいロックをやってる奴が来るらしいぞ!」
と言われロック好きの人がライブを見に行っていた人も多かったとのこと。
ロックの有名どころもレゲエ要素を取り入れた曲をヒットさせたりしているので、
きっと当時もロック好きの人たちの一部には受けたんでしょうね。
様々なジャンルが交差しています。興味深い。
結構「ロックステディ」「スカ」をルーツとしている音楽ジャンルは多いはず。
自分は地味に、ロックとレゲエの繋がりが多いのが結構興味深かったりします。
最後に
ルーツロックレゲエって聞いてて気持ちがいいし、
雰囲気も良くバイブスもいい感じになりますが、
実はレベルミュージックでかなり深いジャンルになってます。
好きな曲があれば。気になってみれば歌詞も一度調べてみると、
その曲の新しい一面に出会えるはずです。
そして、「この曲こんな曲だったのか。これはたまらん。。。」
「めっちゃいいわこれ…。」って曲は是非自分にも教えてくださいね!