Sizzla以降に現れた若きラスタマン・レゲエ・アーティスト。
個性的なところが人気を高めています。
社会情勢を見つめ、生ける道、進むべき道をしかと説くその姿はラスタ・アーティストたる所以。
今回はそんな彼にフィーチャーしていきたいと思います。
リッチー・スパイス(Richie Spice)とは
ラスタ・シンガーとしてレゲエ・ミュージックで活動をする彼。
コンシャス要素を含んだ音楽が評価されており、優良なレゲエ・ミュージックを発表し続けている。
そんな彼の有名な曲としては、
再生を押すと聞けるので聞いてみて下さい。
歴史
リッチー・スパイスことリシェル・ボナーは、1971年にジャマイカのセントアンドリューにあるロックホールで生まれました。
兄弟の3人もレゲエアーティストとして活動を行っています。(プライヤーズ、スパナ・バナー、スナッチャー・ドッグ)
彼の初シングルは、「Killing a Sound」です。
次にClive Huntが制作した「Shine」が続きます。
1990年代の中頃からより本格的な音楽活動を始め、活動初期頃に甘酸っぱいラヴァーズ・チューン「Grooving My Girl」や、弟のスナッチャー・ドッグとファンキーな曲「Living Ain't Easy」等リリースします。
1990年代半ばに人気が出てきたスパイスは、レゲエサンスプラッシュなどのフェスにも参加し、活動をするようになります。
彼のファースト・アルバムは「Living Ain't Easy」で、2000年ではアメリカのレーベルからセカンドアルバム「Universa」をリリースします。
2001年では東北アメリカでツアーを行います。
2004年では「Earth A Run Red」がヒットし、3枚目のアルバム「Spice In Your Life」のリリースも行いました。
このアルバムリリース以降も良曲を発表し続けています。
最後に
2011年ではVP Recordsから5枚目のアルバム「Book of Job」もリリースしています。
また、冒頭でも紹介した彼の人気トラック「Marijuana」をDigital Mystikz のCokiがリミックスし、「Burnin」という名でリリースされ、ダブステップシーンで注目されました。
そして今では、兄弟と共に"Bonner Cornerstone"レーベルを設立し、運営しています。
彼の楽曲はメッセージ性、音楽性共に多くのファンから長きに渡って親しまれていくものとなるでしょう。
是非今後ともチェックしてみて下さい。