レゲエ界のみならず世界の多ジャンルにわたって有名なバンドSly&Robbie。
Sly&Robbieのリディムは常に最前線でヒットしていた。
そんなスーパーリズムコンビについて今回はお話していきましょう。
レゲエバンド、スライ&ロビー(Sly&Robbie)とは?
世界的に活動をしているレゲエバンドのスライ&ロビー(sly & robbie)。
彼らは1970年代前半から常にレゲエシーンの最前線で活躍している2人組です。
ドラムのローウェル”スライ”ダンバーと
ベースのロビー・シェイクスピアで構成されています。
2人ともジャマイカのキングストン生まれです。
70年代にはルーツレゲエを支え、ダンスホール期にも
トラックメイカー、プレイヤーとして活動を続けています。
さらに、世界的にはレゲエのみならず他のジャンルでの仕事もこなしています。
実は1990年~2000年にかけて、ダンスホール、ヒップホップ、R&B、ラテン音楽などを
取り入れた「レゲトン」を提唱し、その先駆者となっているのです。
スライ&ロビー(Sly&Robbie)の過去
元々は、各々別のグループで活動を行っていました。
クラブで演奏している時に、彼らはお互いの存在をチェックしていました。
その後、74年頃にお互いの音楽に対する意気が合う事に気づき、
フー・キム兄弟が経営していた「チャンネル・ワン(Chanel One)」のレーベルで
2人を中心としたバンド、「レヴォリューショナリーズ」を結成し活動を開始しました。
多くの名作に関与し活動し始めます。
そしてその頃に、「ミリタントビ―ト(別名:ロッカーズリズム)」を彼らが生み出しました。
さらに、ステッパーズ(stepper's)もスライ・ダンバーが生み出しています。
ステッパーは4分の4拍子すべてにバスドラムを打つ4つ打ちのビートです。
「ボブ・マーリー」と並ぶレゲエ界の超大物「ピーター・トッシュ」の
アルバム制作に参加したことでより名も知られるように。
しかも、ピーター・トッシュのバックバンドとして「ローリング・ストーンズ」の
ワールドツアーの前座を務めたのをきっかけにもより名が知られるようになった。
1980年には、独自の「タクシー(Taxi)」レーベルを設立。
数々のヒット曲を製作し続けます。
彼らは、
ボブ・ディラン、ミック・ジャガー、ローリング・ストーンズ、グレイス・ジョーンズ、グウェン・ガスリー、
スティング、ジョー・コッカー、セルジュ・ゲンズブール、フージーズ、カルロス・サンタナ等
非常に多くのポップスのジャンルの楽曲製作にも参加している。
非レゲエ仕事でも実力が発揮され、NYのアンダーグラウンド、クラブシーンも賑わせました。
ジャンルレスに数々の仕事をこなし、自身のレーベルからもヒット曲、名曲を量産。
レゲエ、バンドと言ったら「Sly&Robbie」と言っても過言ではない。
1992年代には「Bam Bam」リディムを作った。
有名な曲は
「Chaka Demus & Pliers - Murder She Wrote」
「Chaka Demus & Pliers - Bam Bam」
常に最新のトレンドを取り入れ&先取りをし続けた彼ら。
彼ら無くしては今のシーンは無かったかもしれない。
最後に
レゲエのシーンをしっかりと持ったうえでジャンルレスに柔軟に活動している
Sly&Robbieは本当にすごいと思います。
Reggaeってなんか、「レゲエはこういうんもんだ」とか
謎のしがらみというかなんというかがあるんですよね。
日本だけなのかな?
自分が好きなのは「Dub」「Stepper」「Roots」のUK系がメインですが、
もちろんジャマイカのも大好きだし、他のジャンルも好きです。
海外のReggaeを日本でも流行らせるには、
やはりいろんなジャンルのイベントでも流れるような。
共演するような事が大事だと感じているんですね。
そういった点では、視野広く多ジャンルにわたって活動をこなしている
Sly&Robbieは模範みたいなものでしょう。
自分もSly&Robbieみたいに視野広く多くのジャンルで
名を残せるような人になりたいですね。
日本でもこのジャンルが有名になって
みんなでわいわい聞きたいものです。
けど誰かが行動せにゃ変わらんすからね~。
頑張ろう!!!!!!!
ちなみに
スライダンバーはJ-popの愛好者であり、青山テルマの「そばにいるね」をカバーし
グラミー賞の最優秀レゲエ・アルバム賞にノミネートされています。
他にもカバー曲は発表されています。
気になったら聞いてみましょう。