彼らはレゲエ・ヴォーカル・グループです。
メンバーが入れ替わりつつもロックステディ期ど真ん中の昔から活動しているグループになります。
今回はそんな彼らにフィーチャーしていきたいと思います。
ヴァイスロイズ(The Viceroys)とは
ジャマイカのキングストンにて3人で結成されたコーラス・トリオです。
一時期非活動の期間がありましたが、2004年頃からまた復活してライブ等行っています。
歴史
メンバーは、リード・ヴォーカル&ソングライターの"ウェズリー・ティングルトン"によって”ダニエル・バーナード”,”バニー・ゲイル”と1966年に結成されました。
結成した年にデューク・リードのオーディションに落ち、1967年にはコクソン・ドッドのスタジオ・ワンにてレコーディングを始めていくことに。
その年、代表作の「Ya Ho」や「Fat Fish」、「Love & Unity」等数曲リリースしました。
これ等のトラックは1995年のコンピレーション・アルバム「Heartbeat Records」によって収集されています。
1960年代後半から1970年代初期にかけて、デリック・モーガンやマタドール、リー・ペリー、ウィンストン・ライリー等様々なプロデューサーの下でレコーディングを行いました。
この時期にスタジオ・ワンに残された17曲は後に、「At Studio One : Ya Ho」として1995年にCDが発売されています。
1970年代初期、ウィンストン・ライリーと「My Mission Impossible」がヒットします。
そして1978年にバンドの初となるアルバム「Consider Yourself」がリリースされました。
1980年にSly & Robbie がプロデュースした「Heart Made of Stone」で大ヒットを記録します。
それに続き3枚のアルバム「Brethren And Sistren」「Chancery Lane」「Ya Ho」をリリースします。
その後は一度グループ解散し活動が凍結しましたが、2007年にルーツ・アルバム「Inna De Yard」をリリースし、奇跡の復活となり話題を呼びました。
最後に
メンバーが入れ替わり、途中で一時期活動凍結まで至ってもまた復活した彼等。
グループの中ではソロでの活動に専念する者も。
そんな根強く活動を行っている彼らの曲を是非チェックしてみて下さい。