ボブ・マーリーにも負けないほどの人気を誇っていたシンガー「Jacob Miller」。
現在死してもなお多くのファンから愛されています。
ボブ・マーリーとは対照的なキャラをもつ
そんな彼に今回はフィーチャーしていきたいと思います。
ジェイコブ・ミラー(Jacob Miller)とは?
ロック・ステディ全盛期の頃から活動しているレゲエ・シンガーです。
独特な歌唱法で素晴らしい声を持ち、活き活きと歌うのが彼の特徴です。
残念ながらこの世を既に去ってしまっていますが、今もなお人気で
多くのファンから愛されています。
歴史
1952年5月4日にJamaicaのMandevilleで生まれました。
8歳の時にジャマイカのキングストンに移り、母方の祖父母に育てられます。
そんな彼の初のレコーディングは、ロックステディ全盛期の1968年です。
スタジオ・ワンで「Love Is A Message」をレコーディングしました。
しかしこの歌はあまり成功せず、コクソン・ドッドからも注目をされませんでした。
彼が注目を得るようになるのは、
オーガスタス・パブロのロッカーズとキング・タビーの最強コンビで
「Love Is A Message」を大胆にリメイクしたときからである。
以後ロッカーズからは、「Baby I love You So」「Who Say Jah No Dread」等の
レゲエを代表するような名曲が生まれ、タビーによるダブも全曲制作されました。
これ等のシングルは、かなり評判を得た。
そんな成功から、インナーサークルのリードシンガーとなります。
ラスタファリアンである彼のルーツ・レゲエと、
米国のポップスやロックを演奏するホテル・バンドとが融合することになります。
その後も、ロッカーズだろうがインナー・サークルだろうが、クリスマスソングだろうが、
彼の歌声を前にしてしまえばなんにでもOK。それくらいの歌唱力により人気の熱は冷めることはなかった。
そんなミラーにみなが希望をもつなか、1980年に残念ながらこの世を去ることになる。
これには、島のみんなが涙したそう。
最後に
力強くも独特で頭に残る優しいヴォイス。
歌も非常に頭に残るものが多い。
大人気で皆から希望に魅せられていたミラー。
冷めることのないファンの愛を基に、これからも彼の歌を聞いていきましょう。