アール・ゼロ(Earl Zero)とは、
ジャマイカのルーツ・レゲエ全盛期に活動していた
シンガー・ソング・ライターです。
バニー・リーの下でも録音を行っていました。
今回はそんな彼にフィーチャーしていきたいと思います
アール・ゼロ(Earl Zero)とは
ルーツ・レゲエがジャマイカで浸透していた時期に活躍していた
シンガー・ソング・ライター。
2000年でもアルバムのリリースを続け、活動している。
「In The Right Way」の同名曲は、ロッド・テイラーが歌っていたのと同じ曲である。
歴史
アール・ゼロ(Earl Zero)ことアール・アンソニー・ジョンソン(Earl Anthony Johnson)は、
1953年にキングストンのグリニッジタウン地域で生まれました。
1970年代から彼は音楽活動を始めます。
幼少期からの友人であるアール・チナ・スミス(Earl "Chinna"Smith)と共に
ラッシュ・イット(Rush-It)というグループで活動を始めました。
バニー・リーの下で録音をしたとき、
同じ名前の「アール(Earl)」をチナ・スミスと
区別をするために「アール・ゼロ」と命名されたとのこと。
70年代、コンスタントに
グリニッジタウンのプロデューサー達の下で録音をします。
ルーツ・トラディションのドン・マイス
フリーダム・サウンズのバートラム・ブラウン
トミー・コーワンなどと共に仕事を行い数多くの作品をのこします。
1974年では、ジョニー・クラークによって録音された曲がヒット。
アル・キャンベルの下での「Righteous Works」は
ゼロの最初の歌手としての成功した曲です。
フィリップ・フレイザー、ロッド・テイラー、プリンス・アラたちは、
同じコミュニティで活動を行っていた仲間です。
この時期の曲たちは、1979年にリリースされた2枚のアルバム
「In The Right Way」と「Visions Of Love」にまとめられています。
バックをつとめていたのは、どちらも「ソウル・シンジケート・バンド」です。
1979年にはアメリカのカリフォルニア北部に移住をしますが、
その後も録音を続けていくるかのアルバムをリリースしています。
2000年以降もアルバムをリリース。
最後に
古くから活動を行っているアール・ゼロ。
2000年でもアルバムをリリース続けるという
現役アーティストになります。
彼らの「ルーツ・レゲエ」を是非チェックしてみて下さい。
また、昔と今の曲でどれくらい違うのかも気になるところですね。