ボブ・アンディ(Bob Andy)とは、
レゲエ・シンガー・ソング・ライターです。
ロックステディのレジェンダリーです。
今もなお多くのファンから愛されています。
今回はそんな彼にフィーチャーしていきたいと思います。
ボブ・アンディ(Bob Andy)とは
超有名シンガー。
レゲエ、ロックステディを好きになる
きっかけになった人もいれば
ダンスホールを聞いていた人が
ロックステディを聞くきっかけになった人もいるであろう。
世界中のみんなから愛されているシンガーです。
中でも有名な LPはこちら
「Song Book」名盤です。
夏の外でお酒を飲みながら
ゆるりゆるりと聴きたいですね。
最高です。
きっとどこか現場で聞いたことがある
曲もあるのではないでしょうか。
歴史
1994年10月28日にキングストンで生まれました。
出征名は「キース・アンダーソン」です。
7歳の頃までは祖母の下で育ってきましたが、
祖母が亡くなった後、
養父母に引き取られ生活を始めますが、
暴力を振られていたそうです。
そんな彼は、今となっては
世界中のいろんな人に影響を与えた
超ビッグ・シンガー・ソングライターです。
日本でも多くのサウンド、
セレクターから愛されています。
音楽活動は、スカ、ロックステディ期の
レゲエが生まれる以前から活動を行なっています。
ボブ・アンディは
Tyrone Evans と Howard Barrett と共に
ザ・パラゴンス(The Paragons)創設のメンバーでした。
ジョン・ホルトも加入をし、
しばらくした1967年に脱退します。
そこからしばらくソロで活動を行います。
1967年に初のヒットレコードとなった
「I've Got to Go Back Home」。
それに続き、「Desperate Lover」
「Feeling Soul」「Unchained」「Too Experienced」
等々リリースを続けます。
さらには自分のリリースのみならず、
Ken Bootheの「I Don't Want to See You Cry」や
Marcia Griffithsの「Feel Like Jumping」
「Truly」「Melody Life」等
他のレゲエ・アーティストの楽曲制作も行いました。
1960年代後半では、
「Going Home」「Unchained」「Feeling Soul」「My Time」
「The Ghetto Stays in the Mind」「Feel the Feeling」
などのヒット曲を手がけています。
この曲のいくつかは、
様々なアーティストにもカバーされるほどの
ヒット曲となっています。
1970年代初頭では、
Marcia GriffithsとBob and Marciaを結成。
始めはStudio One で活動を行なっていましたが
後にHarry Jの下で活動を行うようになります。
そして大ヒット曲となる
「Young, Gifted and Black」をリリース。
イギリスで大ヒットを記録し、
イギリスでツアーを行います。
しかしここで一悶着。
当時ツアーなどで得た収入は
全てHarry Jの元に入ったらしく
彼等にはあまり入ってこなかったそう。
Wikiによると、
「ボブ&マーシアがジャマイカを去るときには
スタジオすらなかったHarry Jが、
ジャマイカに戻ってきたときには
スタジオと真新しいベンツを持っていた」
なんてボブ・アンディが言っていたらしい。
そこで彼等はハリー・Jの関与なしに
イギリスに戻りツアーを再開。
そこでイギリスで録音をしていた
「Pied Piper」がさらにヒットを記録。
しかし Marcia Griffithsが I Threesに
加入した後にデュオは解散。
1978年に業界に幻滅した彼は
一時期音楽活動を停止します。
ダンスを始めたり、俳優としての仕事に専念します。
後にロンドンへ引っ越し、
プロデューサーとして活動。
そしてマイアミへ移ります。
1992年ではヒット曲「Fire Burning」がリリース。
様々なアーティストからカバーされています。
1997年には
Willie Lindo によるプロデュースで
アルバム「Hangin Tough 」をリリースします。
その後はアフリカで初のツアーを行なったり、
ラスタファリ集落でのコンサートを行ったりと
活動を行っていきます。
そんなコンスタントに活動を
行なっていた彼だが、
つい先日
2020年3月27日、悲しいことに死亡。息を引き取りました。
最後に
亡くなったことによって
SNSなどで悲しいとの声がたくさん上がっています。
世界中のファンから愛されていたレジェンダリー。
心よりお悔やみ申し上げます。
彼が今までに残してきた
数々の気持地のいい音楽。
ビッグ・チューン。
イヤホンでもスピーカーでも
ダンスでサウンドシステムでも。
聴いて追悼しましょう。
R.I.P. Bob Andy