レゲエと言ったらボブ・マーリーとよく言われます。
そのボブ・マーリーの11人の子供のうち、リタを母親とする4人兄弟姉妹で結成されたグループです。
今回はそんな彼らにフィーチャーしていきたいと思います。
ジギー・マーリー・&ザ・メロディ・メイカーズ(Ziggy Marley&The Melody Markers)とは
シャロン、セデラ、ジギー、ステファン・マーリーの4人で構成されるグループです。
10代の若いころにThe Melody Makersという名前で活動を始めます。
ボブの子供であるという事実、資金的にも恵まれた制作環境等々の理由から嫉妬の対象となっていたそう。
それにより作品が正当に評価を受けられない等ありましたが、作品を聴けば彼らの才能はよくわかるはずです。
歴史
1979年に彼等4人は「Children Playing in the Streets」をレコーディングするために集まりました。
この曲は、ボブ・マーリーが子供のために作曲した曲です。
1981年には、2枚目のシングル「What a Plot」をリリースしました。
これはボブのTuff Gong レーベルからリリースされました。
1983年にはレゲエ・サンスプラッシュで演奏しました。
1985年にはグループ初のアルバム「Play the Game Right」をリリースしました。
1986年には「Hey World」がリリースされました。
アップテンポなビートでポップでありつつもルーツ感はしっかりあるミックス。
同年と次年のレゲエ・スプラッシュに出演したときは好評でした。
1988年に人気が非常に高まり、国際的なVirgin Recordsレーベルと契約をしました。
同年彼らは3枚目のアルバム「Conscious Party」をリリース。
このアルバムはベストレゲエアルバムでグラミー賞を受賞しています。
1989年にはアルバム「One Bright Day」をリリース。
このアルバムからは、「Black My Story」「One Bright Day」「Justice」「When the Lights Gone Out」のシングルが生まれました。
このアルバムもベストレゲエアルバムでグラミー賞を受賞しています。
その後もコンスタントにアルバムやシングル、ライブ活動に奮闘しますが、2002年に解散します。
その後は個々のアーティストで活動を続けています。
最後に
彼らはボブの子供であることから非常に周りからの視線、プレッシャーがあったと思います。
その中でも音楽活動に奮闘している当たり、彼らの音楽へ向き合う強さは本物であることがわかります。
リタに関しては、ボブの存在がプレッシャーになるか否かに対し「自分に忠実である限り恐れるものはない」と答えている。
是非彼らの曲たちを聞いてみて欲しい。